1982-05-14 第96回国会 参議院 本会議 第18号
議員中心の教党を脱却して国民に根をおろした政党に発展しているというのなら、あるいは政党本位の選挙にたえられるかもしれません。世論調査によれば、選挙の際、政党を基準として選ぶ人が三二・三%であるのに対し、人を基準として候補者を選ぶのは実に四七・六%であります。
議員中心の教党を脱却して国民に根をおろした政党に発展しているというのなら、あるいは政党本位の選挙にたえられるかもしれません。世論調査によれば、選挙の際、政党を基準として選ぶ人が三二・三%であるのに対し、人を基準として候補者を選ぶのは実に四七・六%であります。
たとえば三十三年十二月十二日、文部省告示第八十六号、教科用図書検定基準によりますと、第一章第三項に、「特定の教党や特定の宗派にかたよった思想・題材をとり、またこれによって、その主義や信条を宣伝したり、あるいは非難したりしているようなところはないか。」、こうありますが、これではとうてい厳格な検定基準とはなり得ないと思いますが、大臣の見解を伺います。
つまり如何なる政党でも、合法的に認められております教党の政党員であるという理由によつて退職をさせる、こういうことは不当であるという点は、これは当然であろうと私は思つております。 それから学問の自由、思想の自由というものが大学にとつて極めて重要な問題であつて、これは守られなければならんということも全く同感であります。